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HISモバイルと日本通信SIM、安い水準のMVNO同士の違いは?月額・通話料・容量で整理

📌 情報の取り扱いについて:本記事の料金・プラン内容は各社公式情報を確認しながら作成していますが、改定やキャンペーン変更により内容が古くなることがあります。申込前には必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

HISモバイル日本通信SIMは、いずれも「1GB/月290円前後」という、安い水準の入口価格でよく名前が挙がるMVNO(格安SIM)です。

HISモバイルは、旅行会社エイチ・アイ・エスとの共同ブランドで、複数の国内通信サービスを扱う格安SIM。本記事で主に比較する音声通話付きの 「自由自在2.0プラン」はドコモ回線のみ です。日本通信SIMは、いわゆる格安SIMの草分け的存在で、ドコモ回線をベースに「合理的」を冠した分かりやすい料金体系が特徴です。

この記事では、2026年5月時点の各社公開情報をもとに、HISモバイルと日本通信SIMの違いを 10項目 で整理します。最後に「こういう人はこっち向き」という結論を示しています。

基本スペック早見表

項目HISモバイル(自由自在2.0)日本通信SIM(合理的シンプル290/みんなのプラン/50GBプラン)
提供元エイチ・アイ・エス・モバイル日本通信
回線ドコモ回線ドコモ回線
月額(最小)280円〜(100MB未満)290円(1GB込み)
1GBの目安価格550円(1GB)290円(1GB込み)
7GB料金990円約1,610円(290+220×6)
10GB料金1,340円約2,270円(290+220×9)
20GB料金2,090円(6分かけ放題込み)1,390円(合理的みんなのプラン・通話オプション込み)
通話料単価9円/30秒(標準アプリ)11円/30秒
通話定額1〜10GBは6分かけ放題+500円/20GB・30GBは6分かけ放題込み/完全かけ放題オプション1,480円/月5分かけ放題と月70分無料通話のいずれか択一(みんな・50GBプラン)/完全かけ放題オプション:シンプル290・みんなのプランは+1,600円/月、50GBプランは+1,200円/月
無料通話分なし月70分(みんな・50GBプランに含む、5分かけ放題と択一)
店舗HISモバイル取扱店舗で相談・申込み可(取扱サービスは店舗により異なる)申込みはオンライン中心。家電量販店などでスターターパックの取り扱いあり
eSIM対応対応
事務手数料3,300円3,300円。スターターパックの申込コードを使う場合、初期手数料3,300円は不要(ただしスターターパック購入費は別途必要)
最低利用期間なし(解約金0円)なし(解約金0円)

ぱっと見でわかる通り、両者は 「入口価格は似ているが、料金体系の組み方がそもそも違う」 プランです。

① 月額料金の考え方

HISモバイル「自由自在2.0」は、月の使用量に応じて料金が変動する段階制プラン。 100MB未満で280円、1GB 550円、3GB 770円、7GB 990円、10GB 1,340円、20GB 2,090円、30GB 2,970円と、データ容量ごとにあらかじめ価格テーブルが決まっています。20GB/30GBには 6分かけ放題が標準で含まれます

日本通信SIM「合理的シンプル290」は、290円で1GB込み、超過後は1GBあたり220円で利用できる上限設定型。 たとえば3GB使った月は 290+220×2 = 730円、5GB使った月は 290+220×4 = 1,170円という計算になります。上限値はマイページで1GB〜100GBの範囲で設定 でき、設定した上限に達すると低速になる仕組みです。

1〜3GBの軽量帯で素直に比べると、HIS 1GB=550円 vs 日本通信 1GB=290円で、日本通信のほうが260円安く済みます。一方、3GBではHIS 770円 vs 日本通信 730円とほぼ互角、7GBではHIS 990円 vs 日本通信 約1,610円でHISが有利になる、という逆転現象が起きます。

② データ容量とプラン構造

HISモバイルは、自由自在2.0(音声+データ)、データ定額2.0(データ専用)、ビタッ!(従量課金データ専用)の3系統。自由自在2.0は1GB/3GB/7GB/10GB/20GB/30GBなど 明示された段階で価格が決まる仕組み で、容量超過時は1GBあたり200円で追加チャージできます。

日本通信SIMは、合理的シンプル290(1GB〜、上限値を1〜100GBで設定、220円/GB)、合理的みんなのプラン(20GB/1,390円・通話オプション込み)、合理的50GBプラン(50GB/2,178円・通話オプション込み)、ネットだけプラン(データ専用20GB/1,200円)など、用途別に複数プランが並びます。

「自分が今月何GB使うか分からない」というタイプの人には、設定した上限まで1GB単位で使える日本通信シンプル290のほうがストレスが少なく、「毎月の使用量がだいたい固定で読める人」には、HISの容量別プランで決め打ちするほうが分かりやすい、という棲み分けになります。

③ 通話料単価と通話オプション

ここが両者の いちばん大きな差 です。

通話オプションHISモバイル日本通信SIM
通話料単価(標準アプリ)9円/30秒11円/30秒
短時間かけ放題1〜10GBは6分かけ放題+500円/20GB・30GBは6分かけ放題込み5分かけ放題と月70分無料通話のいずれか択一(みんな・50GBプラン)
完全かけ放題1,480円シンプル290・みんなのプランは1,600円/50GBプランは1,200円
月◯分の無料通話分なし月70分まで無料(みんな・50GBに含む、5分かけ放題と択一)

HISモバイルは 専用アプリ不要で標準の電話アプリから9円/30秒(大手キャリア22円/30秒の半額未満)という、安い水準。日本通信SIMも 11円/30秒(大手キャリアの半額)で、こちらもMVNOの中でも安い水準です。

短い通話を頻繁にかける人 には、日本通信みんなのプラン(20GB/1,390円)の 「月70分まで無料」もしくは「5分かけ放題」 がいずれか択一で含まれている設計が刺さります。HIS 20GB(2,090円・6分かけ放題込み)も悪くないですが、データ20GB+短時間通話セットで比べると、月額700円ほど日本通信が安くなる計算です。

完全かけ放題を付けても比較的安く抑えたい人 には、HISの自由自在2.0+1,480円(≒1GB帯なら合計2,030円〜)は有力候補です。日本通信SIMでみんなのプラン20GB+完全かけ放題なら 1,390+1,600 = 2,990円と、容量込みで比べると逆転する場面もあります。なお、合理的50GBプランでは通話かけ放題オプションは1,200円/月なので、50GB+完全かけ放題でも 2,178+1,200 = 3,378円になります。

④ 大容量プラン

HISモバイルの自由自在2.0は 30GBまで で、それ以上は追加チャージ(1GB/200円)。30GBを超える運用には不向きです。

日本通信SIMは 合理的50GBプラン(50GB/2,178円) という大容量帯があり、こちらにも「5分かけ放題」または「月70分無料通話」のいずれかが含まれます。50GBを月額2,000円台前半で使えるMVNOは数少なく、動画視聴やテザリングで月30GBを超える人 には、日本通信50GBが有力な選択肢になります。

ただし、合理的みんなのプラン20GB/1,390円は 20GB以内なら強い ですが、20GBを超えると1GBあたり220円で加算されます。毎月30GB以上使うなら、合理的50GBプランも比較してください。

純粋なデータ単価で見れば、50GB帯では日本通信のほうが優位。 一方、月10〜20GB台の運用なら、HIS 20GB/2,090円(6分かけ放題込み)の単純さも魅力です。

⑤ 海外利用

HISモバイル自由自在2.0は、国内向けプランとしては 海外でのデータ通信には対応していません。海外でデータ通信を使いたい場合は、グループ会社のHISが扱う 海外向けeSIM「Trip SIM」や海外Wi-Fiレンタル(HIS Wi-Fi/HIS Wi-Fi PLUS+) など、別サービスの利用が前提になります。海外での音声通話・SMSについては、国際ローミングオプション(オプション料金0円) を申し込むことで利用できますが、条件は事前に確認してください。

日本通信SIMには、海外向け専用の格安プランは見当たりません。海外SIMが必要な場合は、別途現地SIMやeSIM事業者を利用することになります。

海外渡航が多く、海外用eSIMやWi-Fiレンタルも同じブランド周辺で探したい人 には、HISモバイルの関連サービスは選択肢になります。ただし、ahamoのように国内プランそのままで海外30GB無料というレベルではない点には注意が必要です。

⑥ 通信速度と回線品質

両者ともMVNO方式のため、大手キャリア本体と常に同じ速度が出るわけではありません。平日昼など混雑しやすい時間帯は速度低下を感じる可能性 があります。実測値は地域・時間帯・端末で変わるため、速度計測サイトや口コミは参考情報として扱ってください。

⑦ 申込み・サポート

ここも両者で大きく違う部分です。

  • HISモバイル:オンライン申込みのほか、HISモバイル取扱店舗やフルサポート店で申込み・相談できる場合があります。Web来店予約や取扱サービスは店舗によって異なるため、来店前に公式の店舗一覧で確認してください。公式の料金シミュレータでプラン比較ができます。
  • 日本通信SIM:申込みはオンライン中心です。実店舗での対面サポートはありませんが、家電量販店等で 「スターターパック」 を購入し、申込コードを使って申し込む方式も用意されています(スターターパック利用時は初期手数料3,300円が不要、ただしスターターパック購入費は別途必要)。

初めての格安SIMで対面サポートが欲しい人 にはHISモバイルが向き、自分で調べて契約できる人 はオンラインで完結する日本通信SIMで問題ありません。

⑧ 家族割・データシェアの扱い

両者とも、いわゆる「家族割」「光回線セット割」のような割引制度は持っていません。 大手キャリアの家族割と組み合わせて家計全体を最適化したい家庭には、もともと不向きなジャンルです。

一方、「家族全員でMVNOに移して、それぞれシンプルに最安のプランを選ぶ」 という方針なら、家族の使い方ごとにHISモバイル/日本通信SIMを使い分ける、あるいは家族全員を同じMVNOで揃える、という運用ができます。

データシェア機能はどちらも標準では持たないため、必要なら端末ごとにSIMを契約する形が基本になります。

⑨ eSIM・5G・テザリング

項目HISモバイル日本通信SIM
eSIM対応対応
5G対応(回線開通後にMy HISモバイルから5Gオプション申込)対応
テザリング無料・容量内無料・容量内
デビットカード払いオンラインは不可(クレジットカード必須)対応

両者ともeSIM・5G・テザリングは対応していますが、HISモバイル自由自在2.0は eSIMに対応していますが、NTTドコモ回線で動作確認済みの端末かどうかを事前に確認 してください。また、HISモバイルの5Gは申込み時に同時選択するのではなく、回線開通後にMy HISモバイルから5Gオプションを申し込む 流れです。

意外と差がつくのが 支払い方法。HISモバイルのオンライン申込みでは支払いはクレジットカードのみで、デビットカード・プリペイドカードは利用できません(店舗申込みでは扱いが異なる場合あり、来店前に確認)。日本通信SIMはデビットカード払いに対応しています。クレジットカードを使いたくない人には日本通信SIMの方が選びやすいです。

⑩ 解約・乗り換え

両者とも、いわゆる「2年縛り」「違約金」「最低利用期間」はありません。 HISモバイルはMNP転出手数料も0円を明示しており、日本通信SIMも解約金0円を明記しています。

つまり、両方とも「とりあえず契約してみて、合わなければすぐ乗り換える」という運用がしやすい設計です。SIMロック解除済みの端末を1台持っているなら、まず日本通信シンプル290(月290円〜)で1〜2ヶ月運用して実使用量を測る、またはHISの低容量データ専用プランをサブ用途で試す、という二段構えも現実的です。

こんな人はHISモバイル向き

  • 店舗で対面相談しながら契約したい(HISモバイル取扱店舗で申込み・相談可。店舗により対応サービスは異なる)
  • 5〜10GB帯を毎月安定して使う(7GB 990円・10GB 1,340円は同帯域でも安い水準)
  • 完全かけ放題を付けても比較的安く抑えたい(自由自在2.0+1,480円のかけ放題は有力候補)
  • 海外渡航が多く、海外用eSIMやWi-Fiレンタルも同じブランド周辺で探したい

こんな人は日本通信SIM向き

  • 月1〜3GB程度の超ライトユーザー(合理的シンプル290が安い水準)
  • 20GB+短時間通話を一括で安く済ませたい(みんなのプラン1,390円が強い)
  • 50GBの大容量帯を月額2,000円台前半で使いたい(合理的50GBが希少)
  • デビットカードで支払いたい
  • 電話番号維持メインで、放置運用したい(290円/月で最低限維持できる)

まとめ

HISモバイルは、自由自在2.0の7GB 990円・10GB 1,340円など 中容量帯の安さ9円/30秒の通話料取扱店舗で相談できる点 が強みです(自由自在2.0はドコモ回線のみ)。

一方、日本通信SIMは、1GB 290円のライト利用、20GB 1,390円+5分かけ放題または月70分無料通話、50GB 2,178円という分かりやすい料金体系 が強みです。

店舗相談やHIS関連サービスを重視するならHISモバイル、オンライン完結で料金と通話込みの分かりやすさを重視するなら日本通信SIMが選びやすいです。

「自分の月のデータ使用量がそもそも何GBか分からない」 という場合は、まずスマホの設定アプリでデータ使用量を確認してから選ぶと、後悔が減ります。判断に迷うなら、まずは日本通信シンプル290(月290円〜の段階課金型)で1〜2ヶ月運用して実使用量を測ってから、本命プランに乗り換える、という二段構えも現実的です。

よくある質問

HISモバイルと日本通信SIM、結局どっちが安い?
容量帯によって逆転します。1GB帯は日本通信SIMが290円でHIS 550円より260円安く済みます。3GB帯はHIS 770円 vs 日本通信 730円でほぼ互角。7GB帯はHIS 990円 vs 日本通信 約1,610円でHISが有利。20GB帯はHIS 2,090円(6分かけ放題込み)vs 日本通信みんなのプラン 1,390円(5分かけ放題または月70分無料通話のいずれか択一)で日本通信が安くなります。50GB帯は日本通信のみで2,178円です。
HISモバイルの「自由自在2.0」とはどんなプラン?
ドコモ回線の音声+データプランで、月の使用量に応じて料金が変動する段階制です。100MB未満で280円、1GB 550円、3GB 770円、7GB 990円、10GB 1,340円、20GB 2,090円、30GB 2,970円と容量ごとに価格テーブルが決まっています。20GB/30GBには 6分かけ放題が標準で含まれます。容量超過時は1GBあたり200円で追加チャージできます。
日本通信SIM「合理的シンプル290」の仕組みは?
290円で1GB込み、超過後は1GBあたり220円で利用できる上限設定型です。たとえば3GB使った月は 290+220×2 = 730円、5GB使った月は 290+220×4 = 1,170円という計算になります。上限値はマイページで1GB〜100GBの範囲で設定でき、設定した上限に達すると低速になる仕組みです。「自分が今月何GB使うか分からない」というタイプの人にストレスが少ない設計です。
通話料単価とかけ放題、HISと日本通信でどう違う?
HISモバイルは標準の電話アプリから 9円/30秒(大手キャリア22円/30秒の半額未満)。日本通信SIMは 11円/30秒(大手キャリアの半額)。短時間かけ放題はHISが「1〜10GBは6分かけ放題+500円/20GB・30GBは6分かけ放題込み」、日本通信は「みんなのプラン・50GBプランで5分かけ放題と月70分無料通話のいずれか択一で含まれる」。完全かけ放題はHIS 1,480円、日本通信はシンプル290・みんなのプランで1,600円、50GBプランで1,200円です。
大容量帯(50GB)を安く使いたいならどっち?
日本通信SIMの 合理的50GBプラン(50GB/2,178円)が候補になります。こちらにも「5分かけ放題」または「月70分無料通話」のいずれかが含まれ、50GBを月額2,000円台前半で使えるMVNOは数少ない位置づけです。HISモバイルの自由自在2.0は30GBまでで、それ以上は追加チャージ(1GB/200円)となるため、月30GBを超える運用には不向きです。
HISモバイルと日本通信SIM、店舗で対面サポートは受けられる?
HISモバイルはオンライン申込みのほか、HISモバイル取扱店舗やフルサポート店で申込み・相談できる場合があります(取扱サービスは店舗により異なる)。日本通信SIMは申込みオンライン中心で実店舗での対面サポートはありませんが、家電量販店等で「スターターパック」を購入し、申込コードを使って申し込む方式も用意されています(スターターパック利用時は 初期手数料3,300円が不要、ただし購入費は別途必要)。
デビットカードで支払いたい場合は?
日本通信SIMがデビットカード払いに対応しています。HISモバイルのオンライン申込みでは支払いはクレジットカードのみで、デビットカード・プリペイドカードは利用できません(店舗申込みでは扱いが異なる場合あり、来店前に要確認)。クレジットカードを使いたくない人には日本通信SIMの方が選びやすいです。

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あわせて使うと便利

HISモバイル・日本通信SIMを含む大手キャリア/格安SIM 21ブランド・256プラン を、月のギガ数で絞り込んで横並び比較できるツールを公開しています。

スマホ料金比較ツール(21ブランド・256プラン)→ sim.tool-koubou.com

毎月使うギガ数を入れるだけで、条件を満たすプランが安い順に並ぶので、HISモバイル・日本通信SIM以外の選択肢(IIJmio、mineo、y.u mobileなど)も一気に見渡せます。

※ 本記事の料金・プラン内容は2026年5月時点の各社公開情報を基に作成しています。実際の料金・適用条件は変動する可能性があります。最新情報は必ずHISモバイル公式サイト日本通信SIM公式サイトでご確認ください。