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MNP手順 完全ガイド: ワンストップ方式と予約番号方式

📌 情報の取り扱いについて:本記事の料金・プラン内容は各社公式情報を確認しながら作成していますが、改定やキャンペーン変更により内容が古くなることがあります。申込前には必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。記載に誤りを見つけられた場合はお問い合わせフォームよりご連絡いただけると助かります。

MNPは、今使っている電話番号をそのまま他社へ乗り換える仕組みです。

ただし、MNPで引き継げるのは基本的に電話番号だけです。キャリアメール、ポイント、端末残債、家族割、光セット割、サブスクの支払い方法などは自動では引き継がれません。

2023年5月24日からは「MNPワンストップ方式」が始まり、対応している携帯会社どうしのWeb手続きであれば、事前にMNP予約番号を取得せずに乗り換えられるようになりました。

この記事では、MNPワンストップ方式と予約番号方式の違い、申込前の準備、開通日の流れ、開通後の確認ポイントを整理します。

※本記事は2026年5月時点の情報をもとにしています。対応事業者、手続き方法、手数料、本人確認書類は変更される可能性があるため、申込前に公式サイトで確認してください。

① ワンストップ方式と予約番号方式

MNPには、大きく分けて「ワンストップ方式」と「予約番号方式」があります。

ワンストップ方式

ワンストップ方式は、乗り換え先の申込画面からMNP手続きを進められる仕組みです。

従来のように、事前に乗り換え元でMNP予約番号を取得する必要はありません。

乗り換え先の申込画面で、現在使っている携帯会社を選び、必要に応じて乗り換え元のマイページにログインします。その画面で注意事項を確認し、同意操作を行うことで、MNP手続きを進められます。

MNP予約番号を取得しないため、予約番号の有効期限を気にしなくてよいのがメリットです。

ただし、ワンストップ方式は、乗り換え元と乗り換え先の両方が対応している場合に使えます。また、Web申込では使えても、店舗申込では使えない場合があります。

申込前に、乗り換え元と乗り換え先の公式サイトで、MNPワンストップに対応しているか確認しておきましょう。

予約番号方式

予約番号方式は、従来からあるMNPの方法です。

乗り換え元のマイページ、電話、店舗などでMNP予約番号を取得し、乗り換え先の申込画面で入力します。

MNP予約番号は10桁の番号です。有効期限は、発行日を含めて15日間です。有効期限が切れると、その予約番号は使えなくなり、再発行が必要になります。

また、乗り換え先によっては、申込時点で「有効期限が10日以上残っていること」などの条件がある場合があります。

予約番号方式を使う場合は、予約番号を取得したら早めに乗り換え先の申込を進めましょう。

② ワンストップ方式と予約番号方式の違い

ワンストップ方式

  • MNP予約番号:原則不要
  • 手続き先:主に乗り換え先の申込画面
  • メリット:予約番号取得の手間が少ない
  • 注意点:乗り換え元・乗り換え先の両方が対応している必要がある。Web限定の場合がある。

予約番号方式

  • MNP予約番号:乗り換え元で取得が必要
  • 手続き先:乗り換え元と乗り換え先の両方
  • メリット:ワンストップ非対応の事業者でも使える
  • 注意点:予約番号の有効期限がある

③ MNP転出手数料とその他の費用

現在、MNP転出手数料は原則無料です。

多くの携帯会社では、Web、電話、店舗でMNP予約番号を取得しても、転出手数料はかかりません。

ただし、乗り換えで費用がまったく発生しないとは限りません。

次の費用は別に確認が必要です。

  • 端末代金の残債
  • 旧プランの契約解除料
  • 短期解約に関する契約解除料
  • オプション料金
  • メール持ち運びサービスの料金
  • 乗り換え先の契約事務手数料
  • SIMカード発行手数料
  • eSIM発行手数料

特に、乗り換え先の契約事務手数料やSIM/eSIM発行手数料は、事業者や申込方法によって異なります。

オンライン申込では無料でも、店舗申込では手数料がかかる場合があります。

MNP転出手数料だけでなく、乗り換え先で発生する初期費用も確認しておきましょう。

④ 申込前の準備

MNPの申込前には、次のものを準備しておきましょう。

本人確認書類

運転免許証、マイナンバーカード、在留カードなどが使われることが多いです。

ただし、本人確認書類として使えるものは、事業者や申込方法によって異なります。

パスポートは、オンライン申込やeSIM申込では使えない場合があります。

事前に乗り換え先の公式サイトで確認しましょう。

支払い方法

クレジットカード、口座振替、デビットカードなど、対応する支払い方法を確認します。

オンライン専用プランやMVNOでは、クレジットカードが必要な場合があります。口座振替に対応していても、手続きに時間がかかることがあります。

乗り換え元のマイページID・パスワード

MNPワンストップ方式では、乗り換え元のマイページへログインする場合があります。

IDやパスワードが分からないと手続きが止まることがあります。事前にログインできるか確認しておきましょう。

キャリアメール以外のメールアドレス

乗り換え後は、キャリアメールがそのまま使えなくなる場合があります。

申込通知や開通連絡を受け取るメールアドレスは、Gmail、iCloudメール、Yahoo!メールなど、乗り換え後も使えるものにしておきましょう。

⑤ キャリアメールを使い続けたい場合

キャリアメールを引き続き使いたい場合は、各社のメール持ち運びサービスを確認します。

多くのキャリアでは、解約後31日以内など、申し込み期限が決まっています。

料金は月額330円前後が目安です。ソフトバンクやワイモバイルでは、月額330円に加えて年額3,300円の選択肢が用意されている場合があります。

⑥ MNP前に確認しておきたいこと

MNPの前には、次の点を確認しましょう。

  • キャリアメールを使っているか
  • 端末代金の分割払いが残っていないか
  • 返却プログラムを利用していないか
  • 家族割・光回線セット割が外れないか
  • 乗り換え元のポイントが失効しないか
  • 留守番電話・転送電話などのオプションを使っているか
  • キャリア決済で支払っているサブスクがないか
  • SIMロック解除が必要な端末か
  • 新しい回線が生活圏で使えるか
  • eSIMの場合、Wi-Fi環境があるか
  • 乗り換え先で契約事務手数料やSIM発行手数料がかからないか

MNPで引き継げるのは電話番号だけです。

メールアドレス、ポイント、端末代金、割引、オプション、サブスク支払いは別に確認する必要があります。

⑦ 開通日の流れ

新しい携帯会社で申込が完了すると、物理SIMまたはeSIMの案内が届きます。

物理SIMの場合

物理SIMの場合は、新しいSIMカードが届いてから開通手続きを行います。

基本的な流れは次の通りです。

  1. 新しいSIMカードを受け取る
  2. 乗り換え先の案内に従って開通手続きをする
  3. 旧SIMを抜き、新SIMを差し込む
  4. 必要に応じてAPN設定を行う
  5. 通話・SMS・データ通信を確認する

開通手続きは、マイページで開通ボタンを押す方式や、指定の電話番号に発信する方式などがあります。

事業者によって異なるため、同封書類や公式サイトの手順に従ってください。

eSIMの場合

eSIMの場合は、QRコード、アプリ、マイページ、端末設定からプロファイルをダウンロードして開通します。

基本的な流れは次の通りです。

  1. Wi-Fiに接続する
  2. 乗り換え先の案内に従って開通手続きをする
  3. QRコード読み取り、アプリ、マイページなどでeSIMを追加する
  4. 主回線・副回線を設定する
  5. 通話・SMS・データ通信を確認する

eSIMでは、開通作業中にWi-Fi環境が必要になることがあります。

また、旧端末や旧回線でSMS認証が必要になる場合もあるため、手続き前に案内をよく確認しておきましょう。

⑧ 開通完了後は旧回線が自動解約される

MNPでは、乗り換え先の開通が完了すると、乗り換え元の回線は自動的に解約されます。

ワンストップ方式でも予約番号方式でも、この考え方は同じです。

電話番号を引き継ぎたい場合、乗り換え元で先に通常解約をしてはいけません

先に通常解約してしまうと、電話番号を引き継げなくなる可能性があります。

⑨ 月末近くに乗り換える場合

月末近くの乗り換えでは、旧回線の解約月料金が満額請求されるプランの場合、月末寄りに開通したほうが無駄が少なくなることがあります。

ただし、月末ぎりぎりはリスクがあります。

  • SIM配送の遅れ
  • 本人確認の遅れ
  • eSIM開通トラブル
  • MNP予約番号の有効期限不足
  • 開通受付時間外
  • 申込内容の不備

こうした理由で開通が翌月にずれ込むと、旧回線の翌月分料金が発生する場合があります。

月末に乗り換える場合でも、数日余裕を持って手続きを始めるのが安全です。

⑩ 開通後に確認すること

開通後は、次の項目を確認しましょう。

  • 電話の発信・着信ができるか
  • モバイルデータ通信ができるか
  • SMSの送受信ができるか
  • APN設定が必要な回線では正しく設定できているか
  • eSIMでは旧プロファイルと新プロファイルを間違えていないか
  • キャリアメール持ち運びを利用する場合、メールアプリで送受信できるか
  • 重要な連絡先にメールアドレス変更を伝えたか
  • キャリア決済の支払い方法を変更したか
  • 旧SIMを破棄する前に、新回線が安定して使えるか

旧SIMは、新回線が問題なく使えることを確認してから処分しましょう。

⑪ 通信品質とエリアの確認

乗り換え後の通信品質は、事業者、回線、地域、時間帯、混雑状況によって変わります。

同じ20GBプランでも、キャリア本体、オンライン専用プラン、サブブランド、MVNOでは、昼休みや夕方の速度に差が出ることがあります。

乗り換え前に、公式サイトのエリアマップを確認しておきましょう。

自宅、職場、学校、通勤経路、よく行く商業施設で使えるかを見ると、失敗しにくくなります。

まとめ

MNPは、電話番号をそのまま他社へ乗り換える仕組みです。

2023年5月24日からはMNPワンストップ方式が始まり、対応している携帯会社どうしのWeb手続きであれば、事前にMNP予約番号を取得せずに乗り換えられます。

ワンストップ非対応の場合は、従来通りMNP予約番号を取得します。

MNP予約番号の有効期限は、発行日を含めて15日間です。

現在、MNP転出手数料は原則無料ですが、端末残債、旧プランの解除料、オプション料金、メール持ち運び料金、乗り換え先の契約事務手数料、SIM/eSIM発行手数料は別に確認が必要です。

MNPで自動的に引き継がれるのは電話番号だけです。

キャリアメール、ポイント、家族割、光セット割、サブスク支払い、端末返却プログラムは、乗り換え前に確認しておきましょう。

月末に乗り換える場合は、翌月にずれ込まないよう数日余裕を持って手続きするのが安全です。

申込前には、公式サイトで最新の料金、手続き方法、対応事業者、本人確認書類、開通手順を確認してください。

あわせて使うと便利

MNPで乗り換える前に、月のギガ数や条件で大手キャリア/格安SIMの登録プランを横並びで比較できるツールを公開しています。

スマホ料金比較ツール → sim.tool-koubou.com

eSIM対応プランや家族割対応など、条件指定で一気に候補を絞り込めます。

よくある質問

MNPワンストップ方式と予約番号方式は何が違う?
ワンストップ方式は 2023年5月24日 に始まった仕組みで、乗り換え先の申込画面からMNP手続きを進められ、事前にMNP予約番号を取得する必要がありません。乗り換え元と乗り換え先の両方がワンストップに対応している場合にWebで使えます。一方、予約番号方式は従来からあるMNPの方法で、乗り換え元のマイページ・電話・店舗などで 10桁のMNP予約番号(有効期限は発行日を含めて 15日間)を取得し、乗り換え先の申込画面で入力します。ワンストップ非対応の事業者でも使える点がメリットですが、予約番号の有効期限切れに注意が必要です。
MNP転出手数料はいくらかかる?
現在、MNP転出手数料は 原則無料 です。多くの携帯会社では、Web・電話・店舗のいずれでMNP予約番号を取得しても、転出手数料はかかりません。ただし、乗り換え全体でかかる費用はそれだけではなく、端末代金の残債、旧プランの契約解除料、短期解約の契約解除料、オプション料金、メール持ち運びサービスの料金、乗り換え先の契約事務手数料、SIMカード/eSIM発行手数料などは別に確認が必要です。乗り換え先の事務手数料は、オンライン申込なら無料でも店舗申込では有料になるケースもあります。
MNP予約番号の有効期限はどのくらい?
MNP予約番号は10桁の番号で、有効期限は 発行日を含めて15日間 です。有効期限が切れると、その予約番号は使えなくなり、再発行が必要になります。また、乗り換え先によっては、申込時点で「有効期限が10日以上残っていること」などの条件がある場合があります。予約番号方式を使う場合は、予約番号を取得したら早めに乗り換え先の申込を進めましょう。
MNPで電話番号を引き継いだら、メールやポイントも引き継げる?
MNPで自動的に引き継がれるのは 電話番号だけ です。キャリアメール、ポイント、端末代金の残債、家族割、光セット割、キャリア決済で支払っているサブスクなどは自動では引き継がれません。キャリアメールを使い続けたい場合は、各社のメール持ち運びサービスを 解約後31日以内 など決められた期限内に申し込む必要があり、料金は月額330円前後が目安です。ソフトバンクやワイモバイルでは、月額330円に加えて年額3,300円の選択肢が用意されている場合があります。
MNPで旧回線は自分で解約する必要がある?
MNPでは、乗り換え先の開通が完了すると、乗り換え元の回線は 自動的に解約 されます。ワンストップ方式でも予約番号方式でも、この考え方は同じです。電話番号を引き継ぎたい場合、乗り換え元で先に通常解約をしてはいけません。先に通常解約してしまうと、電話番号を引き継げなくなる可能性があるため、乗り換え先の開通を待ってから自動解約に任せましょう。
月末ぎりぎりにMNPで乗り換えても大丈夫?
月末近くの乗り換えでは、旧回線の解約月料金が満額請求されるプランの場合、月末寄りに開通したほうが無駄が少なくなることがあります。ただし、月末ぎりぎりはSIM配送の遅れ、本人確認の遅れ、eSIM開通トラブル、MNP予約番号の有効期限不足、開通受付時間外、申込内容の不備などで開通が翌月にずれ込むと、旧回線の翌月分料金が発生する場合があります。月末に乗り換える場合でも、数日余裕を持って手続きを始めるのが安全 です。
MNP申込前に準備すべきものは?
申込前には①本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなど、パスポートはオンライン申込やeSIM申込では使えない場合あり)、②支払い方法(クレジットカード・口座振替・デビットカードなど、オンライン専用プランやMVNOではクレジットカードが必要な場合あり)、③乗り換え元のマイページID・パスワード(ワンストップ方式ではログインが必要になる場合あり)、④キャリアメール以外のメールアドレス(Gmail・iCloudメール・Yahoo!メールなど乗り換え後も使えるもの)、の4点を準備しましょう。本人確認書類として使えるものは事業者・申込方法によって異なるため、乗り換え先の公式サイトで確認が必要です。

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※ 本記事の制度・料金・手数料は2026年5月時点の各社公開情報を基に作成しています。MNPワンストップ対応状況、転出手数料、事務手数料、本人確認書類、開通手順は各事業者の判断で変更される可能性があります。最新情報は必ずNTTドコモauソフトバンク楽天モバイルなど契約予定の各通信事業者の公式サイトでご確認ください。